クスコ
インカ帝国の首都クスコ   MENU
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かつてインカ帝国の首都だったクスコ。ケチュア語でヘソを意味する。
クスコはマチュピチュへの遺跡観光の起点となる街だが、クスコ自体もマチュピチュと並び世界遺産に指定されている。インカの石組みとコロニアル建築との融和は、歴史的にも見逃せないポイントだろう。通過せず、ぜひその街並みに注目してみたい。

街の旅行者エリアは狭く、歩いて回れる。街は石畳で美しい。空がきれい。見所も多い。
ネットカフェ、洗濯屋、安い宿もあり、つい長居しかねない。オシャレで安いレストランが続々オープンしていて食事情もよし。ツーリストポリスが多く街は安全。
標高が 3,360m あり、空気が薄いので、慣れないうちの無理は禁物。

3923S
アルマス広場 Plaza de Armas



世界遺産 ペルー

登録基準:C-(iii)(iv) 文化遺産  登録年:1983


クスコの歴史

十三世紀、この地には小さなインカ族がいた。これが十五世紀になると、アンデス全域を制圧するインカ帝国に発展する。クスコはその都として繁栄を極めた。
十六世紀、スペイン軍がクスコを侵略、インカは屈してしまう。スペイン人は、既存の建物を壊し、この街に住宅や教会を建てた。それらの建築は、インカの緻密で精巧な石組みの上に建てられており、こうしてインカとコロニアル建築の融和した街が出来上がった。それがユネスコ世界遺産にも指定されているクスコの街だ。

クスコはたびたび大地震に襲われたが、そのときスペインの建てた建造物は壊れても、インカの石組みはびくともしなかったという。多角形の石をパズルのように組み合わせた石組みは、今もずれることなくピッタリと積まれている。コロニアル建築だけではなく、その基礎として今に残るインカの石組みに、かつて栄えた帝国の面影が残る。

(By Y.Kitagawa)


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みどころ

インカの石組みは今もそのまま街の随所に見られ、その精巧さは“カミソリの刃も通らない”と言われて有名。実際はカミソリくらいなら入るが、その石組みの美しさはやはり素晴らしく、一見に値する。


● アルマス広場 - Plaza de Armas

街の中心の広場。カテドラル、教会、レストラン、土産店、観光案内所が集まる観光の中心。

● カテドラル - Catedral

建築に100年もかかったカテドラル。宗教画は400点。祭壇が見所。屋根の鐘は南米で最大。
かつては創造神ビラコチャの神殿だった。

● ラ=コンパーニャ=ヘスス教会 - La Compania de Jesus

見所は壁画や祭壇。かつてはワイナカパックの宮殿だった。

● ラ=メルセー教会・修道院 - Iglesia y Convento La Merced

ドーム型の屋根が特徴的。修道院は左の入口から。

● サン=フランシスコ教会・修道院 - Iglesia y Convento de San Francisco

サンフランシスコ広場に面している。

● 宗教芸術博物館 - Museo de Arte Religioso

インカの宮殿を壊し→建てた邸宅は地震で倒壊→大司教庁→今は博物館になっている。
中庭やレリーフはコロニアル様式で必見。入場料:s/. 5 (約175円)


■ 12角の石

これらのほとんどの建物は、インカの石組みがそのまま土台になっている。
その中でひときわ有名な石があり、「La Piedra de Los Doce Anguios」…つまり十二角の石と呼ばれるものがある。
石組みは四角でも用を成すわけで、もうこれはインカの技術の意地としか思えない。12角の意味については諸説ある。

場所はあえて秘密にしておきます。現地で探してみてください。(すぐ見つかるはずです)
なお「12角の石」をキーワード検索すると、たくさんのページが見つかりました。→[検索結果]









3921S
アルマス広場 Plaza de Armas


3922S
カテドラル Catedral


3926S
ラ=コンパーニャ=ヘスス教会



3927S
La Piedra de Los Doce Anguios





おすすめ

中央市場

どこの国や町へ行っても必ず私が立ち寄るのが「市場」。スペイン語では Mercado メルカド といいます。
これほど物価や生活がうかがえる場所はなく、入場無料のとてもエキサイティングなスポットです。
ここクスコにも大きな市場があり、中は庶民の台所。歩いて行ける場所なのに観光客は少なく、飾り気の無い生活感と活気に溢れています。この市場でハマッたものがあり、ここで紹介します。

ひとつは「フレッシュジュース屋さん」。丸ごと野菜や果物を絞ったジュースが s/. 2.5 (約88円) です。ミキサー一杯分は自分のものなので、グラスを出せばおかわりできます。地元の人は“健康飲料”っぽいのを作って飲んでました。他にもデザート屋台もあります。
また、市場の奥には食べ物系の屋台が並んでいて、食事ができるようになっています。もうひとつのおすすめは、そのうちの一軒「セビッチェ屋台」
セビッチェ Cebiche というのは、新鮮な白身魚の切り身を、玉葱や野菜とともにレモンで味付けしたサラダ。これが、ウマイ!ウマ過ぎ!酸味がフレッシュで日本人の口によく合います。ここでは s/. 3 (約105円) と激安で、しかもスープ付。これはたまらんっ!

ということで、中央市場のグルメ情報でした。


フォルクローレ

El Truco
Plaza Regocijo 261
23-2441
せっかくここまで来たので、本場のフォルクローレを楽しんできました。フォルクローレを聴ける店を Peña ペーニャといいます。
お店はレストラン「El Truco」、ツアー御用達の有名店ですが、我ら個人旅行者でも楽しめます(要予約、カバーチャージ s/. 7 約245円)。
ショータイムは、20時半〜。伝統衣装で身を包んだ踊りが披露され、客も踊るし、音楽とダンスと食事と酒で楽しい夜となるはずです。
食事は高めですが、まぁ仕方ないでしょう。雰囲気やサービスは○です。しかし2つもグループが出てくると、ちょっと飽きてきます。

フォルクローレって何?

フォルクローレとは、簡単に言うと南米・アンデス地方の民族音楽のことです。サイモンとガーファンクルも歌った「コンドルは飛んで行く」は皆さんもご存知でしょう。
演奏する楽器は、竹の縦笛「ケーナ」、葦のフルート「サンポーニャ」、山羊の皮を張った太鼓「ボンボ」など、とてもユニーク。形はもちろん、音もステキです。
フォルクローレは 15世紀以降、スペイン支配の影響を受けて、土着の音楽が形を変えてきたもので、ケーナやサンポーニャなどの管楽器はアンデス地方で生まれたものですが、ボンボやギターはスペイン人が持ち込んだものです。
哀愁の音色と力強い歌声のフォルクローレは、アンデスで弾き継がれ、今では世界中にファンがいます。







3930S
安くておいしいフレッシュジュースのお店


3931S
私の大好物、セビッチェの屋台




4033S
哀愁の漂うフォルクローレの演奏


4035S
楽しいフォルクローレの踊り





アクセス

空路ならリマやアレキパから所要1時間。各社が運行する。
天候による遅延・欠航もありうる(有視界飛行のため)。
クスコの空港はセントロ(市街中心)から 4km、タクシーで約15分。

陸路なら各地から長距離バスが頻発している。雨季は時間がかかるので注意。
リマやナスカからの場合、いったんアレキパへ行く(アバンカイ経由はおすすめしない<現地バス会社)。
リマからアレキパは約千キロ、所要17時間。パンアメリカンハイウェイは整備され快適。
アレキパからクスコは山道、所要15時間。夜はメチャクチャ冷えるので、防寒対策を。

→ アレキパまでのバスは[アレキパ]の項を参照


4025S
アレキパのバスターミナル




アレキパ発 クスコ行
バス会社 料 金 時 刻
Crus del Sur
クルスデルスル
s/.30 07:30
s/.30 17:30
s/.30 18:00
s/.30 は、約1,050円です。

食事なし トイレなし




アレキパ発クスコ行バスチケット
バスチケット(拡大可)


私はナスカからクスコへ向かったが、車中一泊でアレキパ朝9時着。荷物はバスターミナルで預けて、半日アレキパ観光。その晩出発して翌朝クスコに到着しました。
大型バス バスはボロくて、車掌がアメを売り出すしヤバイ。夕食の停車は食堂以外、真っ黒(暗いを超えてる)で何も見えない。
陽が沈むと激寒。手袋とかあれば用意したほうが無難。それと揺れが激しい。なんとか夜3時になって眠れた。高山病は大丈夫だった。
クスコには朝7時前に到着。寒くて倒れそう。

(十月十日)


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次はマチュピチュへ向かいます。[翌日→]でマチュピチュのページへどうぞ。


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